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宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』(うちゅうせんかんヤマト あらたなるたびだち)はフジテレビ系で1979年7月31日放映のテレビアニメーション及び、東映系で1981年3月14日公開の劇場用アニメーション映画。

通称「新た」「新たなる旅立ち」。

概要編集

宇宙戦艦ヤマト2』の続編として制作されたテレビスペシャルとして放映される。[1] 1981年8月15日日本テレビ系で再放送時には、冒頭に『宇宙戦艦ヤマト2』のダイジェストシーンが数分挿入され、その分、本編の一部がカットされた。

反響編集

本放送は30%を越える高視聴率を得る。これを受けて『ヤマトよ永遠に』と併映で劇場作品として公開される。

スタッフ編集

  • テクニカルディレクター:石黒昇
  • 総作画監督:小泉謙三
  • 作画監督:宇田川一彦
  • メカニック設定:中村光毅板橋克己
  • 美術監督:勝又激
  • 音楽:宮川泰
  • 音響監督:田代敦己
  • 撮影監督:菅谷信行
  • 制作:フジテレビ、アカデミー制作

主題歌・挿入歌編集

主題歌

挿入歌

  • 「星に想うスターシャ」作詞:阿久悠/作曲:宮川泰/唄:ささきいさお
  • 「サーシャわが愛」作詞:阿久悠/作曲:宮川泰/唄:島倉千代子、フィーリング・フリー

テンプレート:ネタバレ

ストーリー編集

『宇宙戦艦ヤマト2』で、ヤマトと別れたデスラーが新天地を探す旅に発つ前に寄ったガミラス星から始まる。暗黒星団帝国がガミラシウムを採掘していた。これに怒ったデスラーは攻撃を加え、交戦の結果、ガミラス星が崩壊。ガミラス星の消滅により連星を構成していたイスカンダルが暴走を始める。

その頃、地球ではヤマトに新しい乗組員を迎え訓練に励んでいた。デスラーから発信された、救援を求める通信によりイスカンダルの危機を知ったヤマトは、地球防衛軍長官の命によりイスカンダルにスターシャ古代守の救助に向かう。

放送されなかったエピソード編集

ロマンアルバムのフィルムストーリーに一部収録、またDVDの特典映像にも収録されている。大きなカット箇所としては以下の2箇所。

  • 重力星雲から脱出すべく、水雷艇で出撃しマグマの噴出でイスカンダルを再度暴走させようとする古代守が敵の攻撃を受け、そのピンチを救うためコスモタイガーIIで出撃する真田。
    第一艦橋で唐突に向き合っている古代と真田のカットに名残が見られる。このシーンは金田伊功の作画。
  • 赤色巨星に引きこまれんとするイスカンダルを、同じく飲み込まれようとしている別の星を破壊してその反動で救出すべく、波動砲の準備をするも、別の何者かが同様の目的で砲撃を加えた。
    デスラー艦がゴルバ砲門に突っ込んだ際に撃たれそうになった波動砲は、本来であればこのシーンで撃たずにいて発射準備が整っていたもの。山崎の「波動砲の発射準備は完了しています」といういささか唐突な台詞はこのつじつま合わせのために追加された。また、乗組員の「イスカンダルだ!」や、ゴルバが現れた際の、古代の「おまえがあの星を撃ったのか?」という繋がりのない発言もこのシーンの名残。

登場人物編集

詳細は宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧を参照。

地球防衛軍編集

  • 新たなヤマト乗組員として徳川太助北野哲坂本茂が加わっている。本作以降にも続けて登場するのは徳川太助のみである。
  • また戦死した徳川彦左衛門の部下であった山崎奨が昇進し、機関部の班長として登場する。

ガミラス帝国編集

ガミラス星の爆発とイスカンダルの暴走時には、スターシャを自らの危険を顧みずに守ろうとし、スターシャを愛していたことに気づく。地球にイスカンダルの危機を伝える通信を送り、スターシャを守るために暗黒星団帝国マゼラン方面軍に対しヤマトと共同戦線で戦うことになる。

暗黒星団帝国編集

テンプレート:ネタバレ終了

制作編集

  • TV版 製作:フジテレビ、オフィス・アカデミー
  • 映画版 製作:オフィス・アカデミー

当時の雑誌等コメントでは、松本主導色の濃い「ヤマト2」の出来上がり、主に作画等のクオリティ面に対し、西崎プロデューサーにとって不満が残った事が制作の発端の一つである事が語られていた。制作時期が劇場版『銀河鉄道999』とぶつかった事もあり、松本零士は敵キャラなどの一部原案程度の参加に留まっており、松本カラーは希薄な作品となった。[2]

脚注編集

  1. ヤマト第一世代とヤマト第二世代を調和させる目的で制作された。『さらば宇宙戦艦ヤマト』で新たに誕生したヤマト第二世代には『宇宙戦艦ヤマト2』が不評であり、『さらば』のような劇場映画を要望する声が強まった。しかしいきなり三作目の劇場映画を作ると『さらば』で『ヤマト』の映画は終わったと考える第一世代の反発が懸念されたため、本作は緩衝材とされたのである。『アニメジェネレーション ―ヤマトからガンダムへのアニメ文化論』より。
  2. スターシャを殺した事などから松本には不満が残ったようで、前作より松本の参加比率の高い次作「ヤマトよ永遠に」ムック本誌上では「決して新たなる旅立ちの続編だと思わないで欲しい」旨の発言をしていた。
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