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土門竜介(どもんりゅうすけ)は、アニメ『宇宙戦艦ヤマトIII』に登場する架空の人物。新人乗組員。(田中秀幸

テンプレート:ネタバレ 父と母を太陽系観光船で送り出すが、惑星破壊プロトンミサイルによって、水星空域で観光船が轟沈してしまい、両親を失う。射撃の腕前は、少年宇宙戦士訓練学校ではトップであって、ヤマト乗船時には、本人も当然戦闘班に配属されるものと思っていた。しかし、艦長古代進は、彼を生活班に配属したため、両親の死も重なり不満を募らせた土門は古代と取っ組み合いをするが、本音を拳でぶつけ合った二人は互いに互いを認め合い、親しみを持つ仲となった(このときの会話から、古代は土門を将来の大器と見込んで、艦全体を見渡しまとめ上げる能力を養わせるために、敢えて生活班に配属したと思われる)。

生活班に就任後、先輩の平田から、古代の目に見えない努力と、それぞれの持ち場を守ることを教えられる。ガルマン・ガミラス東部方面軍ダゴン艦隊との白兵戦で、自分の身を守るために敵を射殺して、人を殺す恐怖と哀しみを経験し、また平田の戦死に涙する。その後、対空パルスレーザー砲塔やコスモハウンド銃座での戦闘を経験しながら、生活班でも徐々に料理の腕前を磨き、将来コックでも食べていけそうだと古代に語るまでになる。少年宇宙戦士訓練学校では、選択科目で異次元戦闘を取っていたため、ガルマンウルフの攻撃時の消火活動の際、食糧運搬時に次元潜航艇の潜望鏡を偶然発見し、第一艦橋のメンバーにそのことを伝える。古代から急遽参謀を依頼され、ガルマンウルフの艦隊がワープ空間を航行する船ではなく次元断層を利用する次元潜航艇であることを見破り、波動爆雷の発射を提案する。次元潜航艇を数隻撃沈、負傷した古代に代わり第一艦橋で戦闘の指揮を執るものの、ヤマトに正体を見破られたことを逆手に取ったフラーケン大佐の陽動作戦にひっかかってしまい、ガルマン・ガミラス東部方面軍移動要塞に捕獲されてしまう遠因をつくってしまった。自らの未熟を涙ながらに詫びる彼を、古代は優しく諭すのだった。結果として作戦には敗北する形となったが、それは皮肉にもガルマンガミラスとの行き違いを正す結果にも繋がった。

若さゆえに血気盛んなところがあり、先の古代との取っ組み合いでの描写など、その人物像はイスカンダル航海初期の古代に通じるところがあった。また、真田志郎とガルマン・ガミラス帝国のフラウスキー少佐らが太陽の核融合異常増進を制御に向かう時、ガルマン・ガミラス帝国めがけて飛来したボラー連邦の惑星破壊ミサイルに対し、負傷が完治していない古代に代わって波動砲の引き金を引いたが、発射前に「ガルマン・ガミラス帝国は無くなったほうがいい」と言って古代に(真田、フラウスキーらの)船団を守れと窘められたり、他にも無抵抗のシャルバート星を占領して第二の地球にしようとする旨を古代に進言したりする(この時も古代に説得された)など率直な言動が目立ったが、航海を通し次第に戦士として、人間として成長していく。

惑星ファンタムには、同期の親友揚羽武と最後まで残って、「中心生命体」からルダ王女を預かることになる。ヤマトが太陽系内に帰還したとき、ハイドロコスモジェン砲の操作を行うが、ボラー連邦艦隊の攻撃により開閉システムが故障したのを甲板へ出て直接確認しようとしたところ、ボラー艦載機の直撃弾を受けてしまう。命がけで開閉システムの回線の修繕に成功した結果、ハイドロコスモジェン砲は発射された。太陽の核融合異常増進が収まりもとの姿に戻ってゆくのを見届け、古代ら乗組員に看取られながら平穏を取り戻していく地球の姿に安心し、古代と雪の幸福を祈りつつ、そっと息をひきとった。揚羽ともども、若者の相次ぐ犠牲が出た苦しい闘いであった。