宇宙戦艦ヤマト Wiki
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フラウスキーは、宇宙戦艦ヤマトIIIに登場する、片眼鏡をかけた学者という風貌のガルマン・ガミラス帝国軍人である。役職は技術少佐(声:木原正二郎)。

デスラー総統の命令により5隻の工作艦を率い、惑星破壊プロトンミサイルの流れ弾が命中して膨張した太陽の制御を試みる。計画は、まず磁気シールドで太陽を覆い、その間に太陽制御プロトンミサイルとアステロイドベルトから氷岩を獲得したロケットを太陽に打ち込み、冷却させる内容であった。工作艦は二手に分かれ、太陽制御プロトンミサイルをフラウスキー少佐が、氷岩を獲得するロケット側を同行した真田志郎が指揮して作業は順調に進められた。だが太陽は、打ち込まれた太陽制御プロトンミサイルの調整ミス等により、温度が一瞬下がっただけで再び上昇し磁気シールドが破られる位、膨張し始めてしまった。制御は失敗に終わり、フラウスキー少佐は責任を感じ、部下を退艦させ工作艦を膨張する太陽に向けた。太陽から避難する工作艦の中から、フラウスキーの艦が反転した事に気づいた真田は、フラウスキーが自決する覚悟をしていると察知し「これは不可抗力なのだ」と制止したが、フラウスキー少佐は「私も美しく甦った地球をこの目で見たかった」と言い残し工作艦と運命を共にした。

 一部始終を見ていたデスラーは『彼は立派に責任を果たした。さすがはガルマン・ガミラスの軍人だ』と賞賛の台詞を残している。

キーリングと同じくデスラー勲章と思われる戦功章を首元に付けている事と、地球を救う為、真っ先にデスラーが名を上げた点、さらにデスラーは古代達にも一緒に太陽制御の一部始終をライブで見せ「彼は立派にやってくれる」と期待した言葉を告げている所を見ると、階級は高くは無いが、最もデスラーが信任する科学者であった事は疑いない。

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