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ヒスは『宇宙戦艦ヤマト』に登場する架空の人物。(山下啓介) 名前はルドルフ・ヘスに由来する。

概要 編集

ガミラス帝国の副総統[1] 。ガミラス帝国のNo.2として、デスラー総統を補佐する。主にガミラスの内政面を担当していたようである。デスラーから公式の席で、ヒス将軍と呼ばれている所から現役の将官でもある。

前期は紫色の肌、出っ張り気味で血走った目と、やや狂気じみた表情に短剣を胸に挿した褐色の軍服(漫画版ではこの服装のみ)であったが、後期では表情からやや険が取れ、他の将軍達と同じく、青い肌に暗緑色の軍服を着用している。

性格は神経質で、デスラー総統の顔色を窺い、新型機雷に総統の名を取って、デスラー機雷と命名したり、デスラーに追従を交えた報告作業するなど、巧言令色を使うようなところもあったが、ガミラスの首脳部で早くからヤマトの危険性を感じていたのも彼であった。

シュルツからヤマトのワープ記録が無いかとの問い合わせに、ワープの報告など無いと即答していたり、ヤマトを葬るために、バラン星基地を失ったドメル将軍の軍事法廷裁判長として、死刑判決を満場一致で評決を取っている所、また、ガミラス本星決戦で、敗北をいち早く悟った事等に鑑みると、決して無能な人物では無いらしい。

劇中での登場 編集

テンプレート:ネタバレ ガミラス本星決戦の作戦計画に関して、彼の意向は反映されず、デスラー総統の命令によりガミラス本星にヤマトを迎え入れることになる。

当初は、ガミラス軍優勢に進んでいた本土決戦。ヒスはデスラーに「総統、戦況は有利です。一息入れては?」と飲み物を差し出すが、はね除けられ「ヒス副総統、私は戦争をしているのだよ。私の一番楽しい時間をつまらぬ飲み物で邪魔をしないでくれたまえ」と退けられる。

その後、ヤマトの濃硫酸の海に潜水して地殻内部の海底火山脈を波動砲で打ち抜くという乾坤一擲の戦法により逆転された際、これ以上の戦いをガミラスの自殺行為と理解したヒスは、デスラー総統にヤマトとの和平交渉を進言するも、デスラー総統はそれを退けたばかりでなく、自らの手でヒスを射殺した。

最後までデスラーに忠実だったが、彼の真意を理解出来なかった為、報われない最後を迎える。 テンプレート:ネタバレ終了

漫画での登場 編集

ひおあきらの漫画版ではデスラーに面従腹背する野心家で、バラン星陥落の責任をロメル(アニメ版のドメルに相当)になすりつけて更迭し、腹心のゲル(アニメ版のゲールに相当)と共にデスラーを暗殺して総統の地位に着こうとするが失敗し、ゲル共々に銃殺される。[2]

脚注・出典 編集

  1. 続編である『宇宙戦艦ヤマトIII』に登場する、ガルマン・ガミラス帝国に副総統職が登場せず、股肱の臣であるタランが、この地位を与えられていない点から見て、恐らくデスラーは副総統職を廃止したものと考えられる。
  2. ドメル失脚と総統暗殺未遂事件のエピソードは元々52話予定だったアニメ版の後半に登場する予定だったが26話に短縮された為、ハーロック(古代守)登場シーンと同じく漫画版でのみである。