宇宙戦艦ヤマト Wiki
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バルゼーは『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』及び『宇宙戦艦ヤマト2』に登場する架空の人物。(大塚周夫

概説[]

白色彗星帝国ガトランティス提督で、地球攻略の総司令として指揮をとる。 登場作品により容貌が異なり、さらば宇宙戦艦ヤマトでは、やや鈍重な印象があり、宇宙戦艦ヤマト2では、より残忍さ・兇悪さが強調されている。

名の由来は第二次世界大戦・太平洋戦争時のアメリカ海軍軍人、ウィリアム・フレデリック・ハルゼー(・ジュニア)と思われる。

劇中での登場[]

『さらば宇宙戦艦ヤマト』『宇宙戦艦ヤマト2』とも、白色彗星本体の先鋒露払い役として太陽系に侵攻するが、両作ともに詰めの甘さから大損害を被ってしまう。ヤマト以外の地球艦隊に完敗してしまった、ヤマトシリーズでは珍しい指揮官である。

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち[]

超大型空母に乗艦。第7遊動機動艦隊(字幕では第6遊動機動部隊)を率い土星空域にて、地球防衛艦隊と交戦。艦載機、潜宙艦と二段構えの攻撃で陣形を乱した後、包囲殲滅を企てるが、アンドロメダ拡散波動砲の前に、大戦艦を中心とした戦闘艦隊を失い敗退。呆然と立ち尽くすバルゼーは、大帝ズォーダーに叱責される。白色彗星により地球防衛艦隊の壊滅後、メガロポリス上空に飛来、地球連邦政府に無条件降伏を勧告した。本編中には、戦死等の描写は無い。

宇宙戦艦ヤマト2[]

シリウスプロキオン方面軍(放映当初は、帝国第1機動艦隊)総司令として、地球攻略の指揮をとる。戦艦メダルーザに乗艦、自ら指揮下の戦闘艦隊と、ゲルン提督指揮下の別動機動艦隊を率い太陽系に侵攻する。

太陽系侵攻時、第11番惑星に兵站基地を設営するも、基地を発見したヤマトの波動砲攻撃で、基地及び守備艦隊は壊滅。土星空域に向わせた大型長距離艦上戦略偵察機も、ワープアウトしたヤマトに偶然衝突され撃沈される。

土星決戦時、ヤマトを旗艦とする臨時編成の機動艦隊の奇襲攻撃を受け機動艦隊を失う。しかし艦載機戦力を失ったとはいえ、圧倒的に優勢な戦力を有する戦闘艦隊を率いて土星空域にて、土方竜率いる連合艦隊と交戦。拡散波動砲の2倍の射程を有する、メダルーザの艦隊決戦兵器、火炎直撃砲で一方的に連合艦隊に大打撃をあたえ、戦局を優位に進める。しかし、土方竜の戦略的撤退により土星の環に誘い込まれ、多数の氷塊が漂う環の中で不用意に火炎直撃砲を発射したため水蒸気による乱気流が発生したため形勢を覆され、味方艦同士の衝突と戦力を立て直した連合艦隊の反撃で指揮下の艦隊は壊滅。ただ一隻残された乗艦メダルーザで敵旗艦アンドロメダ撃破を企図したが、連合艦隊の集中砲火に遭い、火炎につつまれる艦橋で「(この敗戦は)死して大帝にお詫びを」と語り猛将らしく乗艦もろとも戦死した。

関連項目[]

  • 白色彗星帝国ガトランティス
  • 超大型空母
  • メダルーザ
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