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カザンは、劇場版アニメ『ヤマトよ永遠に』に登場する、架空の人物。暗黒星団帝国黒色艦隊司令兼地球占領軍総司令長官。

:アニメ版・ゲーム版:麦人、ラジオドラマ版:渡部猛[1]

地球攻略奇襲作戦の総指揮を取り、地球全土を制圧した初めての異星人となった。しかし主目的であった宇宙戦艦ヤマト探知の任務は果たせず、高速連絡艇で脱出する古代達も捕り逃してしまう。母星に向かうヤマトを黒色艦隊を引き連れて追撃し、ゴルバ型浮遊要塞の群れの中にヤマトを追い込むが、浮遊要塞があえなく全滅してしまったため、挟撃するには至らず、その後の消息は不明[2]。 能吏にも武人にも見えるいかつい風貌で、巨大戦艦ガリアデスに乗艦して指揮をとっていた。なお、ゲーム版 暗黒星団帝国の逆襲では地球に残留、かわりにミヨーズ(オリジナルキャラ)が艦隊の指揮をとっている。

ゲーム版では姑息さが強調されており、終盤で本部に侵入した古野間、北野に銃口を向けられた時、見苦しく狼狽し命乞いまでした。隙を見て要人保護用のエネルギー偏向フィールドを装着すると態度を変えて攻撃してくるが、エネルギーが切れると恥も外聞も無く再び命乞いをした。同情の余地も無く北野に撃たれ、ビルの高層階から転落して死亡した。

脚注・出典 編集

  1. 「ラジオドラマ『ヤマトよ永遠に』」『アニメージュ』1980年8月号、徳間書店、p.34
  2. 当時の「ロードショー特別編集『ヤマトよ永遠に』」掲載の、シナリオ準備稿(撮影開始時点)に、ゴルバ型浮遊要塞群の誘爆がそのまま広がり、カザンの指揮する黒色艦隊(黒色第三機動艦隊)を巻き込んで大爆発する旨の記述がある。その際にカザンが煙の中で苦悶する旨の描写があり、ガリアデスは撃沈、カザンも戦死したものと推測。ただし、本準備稿は、空間重魚雷が「超大型魚雷」となっている、等、決定稿と設定上の細かい相違が認められる。